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ノーベル経済学者がルゴ政権の経済顧問に任命
グローバリズムが急速に進む中でその波に飲み込まれつつある小国パラグアイ・・。メルコースールにしろ南米諸国連合(UNASUR)にしろパラグアイは近隣の大国に押しつぶされる可能性は拭えない。グローバリゼーションの波を避ける事は出来ない。かといって、その波を巧くサーフィン出来るかも不確実。このジレンマに対する答えとしてルゴ次期大統領はノーベル経済学賞を受賞した米コロンビア大のジョゼフ・スティグリッツ教授を政府の経済顧問として迎えた。
スティグリッツ教授の軌跡
スティグリッツ氏はミクロ経済学などの分野において影響力のある論文を発表し、実際の政策にも多大に貢献している。 クリントン政権では、米国大統領経済諮問委員会委員長を務め、その後は世界銀行で上級副総裁、主席経済学者を務めた。
情報の非対称性の理論に対する貢献により2001年、ジョージ・アカロフ、マイケル・スペンスと共にノーベル賞を受賞した。
さらに、研究面で数多くの優れた論文を書くだけにとどまらず、自ら経済政策を遂行する立場にもなった。
2000年7月、スティグリッツ氏は発展途上国が政策を模索することを助け、より多くの市民が経済政策に参加できるようにすることを目的として、コロンビア大学にInitiative for Policy Dialogueを共同設立した。
2002年にはGlobalization and Its Discontents(世界を不幸にしたグローバリズムの正体)を書き、その中で彼は、グローバリゼーションの必要性は認めた上、反グローバリゼーションはむしろワシントン・コンセンサスへの反対を示すものと見ている。また同書ではIMF批判が展開されており、IMFの推し進めた資本市場の自由化は、アメリカの金融セクターのために広範な市場を開拓した反面、その本来の使命であるはずのグローバルな経済の安定には寄与しなかったものとしている。またIMFをG7の債権国の代理者と位置づけており、貧しい国々が貧しいままであるような制度設計をしたアメリカ合衆国の金融セクターに対する不満を表した。
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tag : 2008年7月31日号 ノーベル経済学者
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