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2009-05-15

国民の半数が薪か炭で料理を調理している




 国連開発計画(PNUD)、国連人口基金(UNFPA)と国連児童基金(UNICEF)が実施した調査によると、パラグアイ国民の半数、約320万人が薪や炭で料理を調理していることが分かった。これは、月25万7000トン、年間にすれば310万トンの薪を使用していることになる。多大な環境破壊、森林伐採や土壌の劣化だけでなく二酸化炭素の排出量が大幅に増えることに繋がる。

 調査団体は、薪や炭の大量使用によって天然資源を脅かすことになると警告を発している。

 国民がメインエネルギーとして薪や炭の使用を続けたければ植林を今すぐ始めなければならない。
例えばユーカリで植林を行う場合、年間1万6072ヘクタール植林をし、成長した木を切るのに12年待たねばならない。投資金額は年に2000万ドルに及ぶ(土地の価格は含まない)。

 農業の拡大による樹木の伐採が続き、現在のように調理に薪や炭の使用状況が続いて植林をしなかった場合、パラグアイの将来の世代は現在のような自然環境を楽しむことはできない。しかし、環境政策を再構築して現在の状況を覆すプログラムを遂行していけばパラグアイの未来も変えられる。
また、都市部で料理の調理に多く使われているのがLPガスである。300万人以上が環境破壊に繋がる薪や炭を使用し、残りの半分が輸入したガスを使用している。


電力で調理
 パラグアイの豊富な電力資源を最大限に活かす為にも、環境に優しく経済的にも安い電力を料理の調理に使用する政策を国民全体に広める必要がある。

 そのためにも農村部の電力の使用を容易にする特別な構造を作る必要がある。それが可能であれば、純国産の資源を利用でき、ガス等の輸入による通貨の流出を阻止できる。

 現在国内で出回っている電気調理器は使いやすく、1800ワットの電気調理器で一日3時間使用した場合、月の電気料金は約4万4089Gsになる。2300ワットの電気調理器の場合、一日2時間の使用で月の電気料金は約4万Gsになる。

 PNUDの調査関係者等は、近い将来全ての国民が電力を使用して調理を行えば、天然資源を守ることになり、外貨の節約になり、国産エネルギー資源をより多く使用できるだろう、と語っている。

 パラグアイが電力インフラを整えば、電力使用拡大によってANDE(国営電力会社)の収入額は、年間1億7500万ドルから82%増の3億1800万ドルとなる。過剰分で年間2万ヘクタールの植林に割り当てることも可能となる。

 現在、パラグアイではまだ5万5292人しか電力を調理に使用していない。3万4353人が都市部で2万939人が農村部。


①調理用の燃料の種類 ②都市部と農村部の合計人数 ③都市部の人数 ④農村部の人数

①薪   ②2,294,293 ③460,946  ④1,833,357
①ガス ②2,756,745 ③2,301,110 ④455,635
①炭    ②919,346  ③714,620  ④204,726
①電力  ②55,292   ③34,353  ④20,939
①灯油  ②540     ③540 ④ー
①他   ②1,188    ③1,188 ④ー
①調理しない ②27,572  ③19,806  ④7,766
合計  ②6,054976  ③3,532,553  ④2,522,423


①消費量/トン  ②薪の数/トン ③等価    ④ヘクタール

薪  ①1,762,019 ②1,762,019  ③0,8トン×m3 ④36,709
炭  ①220,643  ②1,323,858  ③0,8トン×m3 ④27,580
合計  ②3,085,877  ③ー      ④64,289





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tag : 2009年5月15日号

2009-05-15

悪夢の復帰




     「時事斜断」
                                   坂本 邦雄


 去るメーデーの早朝、嘗てはストロエスネル政権の魔物として恐れられていたサビノ・アウグスト・モンタナロ元内務大臣が亡命先の中米ホンジュラス国から突然20年振りにTACA航空便で帰国し、未だ 目も良く覚め遣らぬ多くのアスンシオン市民を驚かせた。テレビで見る限り、当時はストロエスネル政権下で権勢を欲しい侭にした強者の面影は何処(いずこ)やら、家族や護衛の者に取巻かれ車椅子に坐ったモンタナロは、既に老衰で碌に口も利けない惨めな御老体で、先ず空港より市内のアドベンチスタ病院へ向かった。

 然し、無数のストロエスネル反対派分子や政敵の容赦ない過酷な弾圧下に犯された非情な拷問、又は闇から闇へと葬られた残虐な政治暗殺の罪は人権上でも決して時効になるものではなく、依然として 未だにモンタナロが負う幾多の刑事訴訟や逮捕状は健在(有効)である。依って政府当局はアドベンチスタ病院からリゴベルト・カバリェロ警察病院にモンタナロの身柄を移せしめ入院拘束した。そして、同病院の 周辺街頭には昔モンタナロの徹底した迫害に遭った犠牲者や遺族達の激昂した群衆が早速モンタナロの排撃デモに参集した。其の筆頭には夫人を牢獄で亡くし自身も迫害に遭った、オルティナティブ・ノーベル受賞者のマルティン・アルマダ人権活動家の姿も見えた。

 而して、モンタナロ(87)の健康事情は閉塞性動脈硬化症、パーキンソン病、老人性痴呆、精神  錯乱(せん妄)、高血圧、腰椎骨折後遺症等々で、意識も間接的にしかハッキリしない有様では、裁判の訊問やタクンブ刑務所に入獄させる事も出来ないと言う、司法府及び検事局夫々の公医の診断であり、且つ各種脳髄X光線等に依る精神状態の検査結果を待って、被告の裁判処置を今後如何に講じるかを 決める可きであると云う意見である。

 因みに、今回のモンタナロの思わぬ帰国には政府当局も不意を打たれた形で、旅券の有効期限も切れた亡命者を予告も無しにパラグアイ本国へ戻したホンジュラス国に対しエクトル・ラコグナタ新外相は 厳重に抗議した。然し、ホンジュラス外務当局筋は(6日現在)パラグアイより未だ件の抗議公文書は受けておらず、且つモンタナロ氏は本国へ何時でも戻るのは自由で、又ホンジュラス政府はモンタナロ氏の出国を 特にパラグアイ政府に対し事前に通牒する義務もなかったと説明している。

 なお、野党に廻った赤党コロラド幹事会のフリオ・セサル・ベラスケス政務書記長(前政権時代の 元厚生大臣)は、此の度のサビノ・A・モンタナロ元内相の帰国を事前にフェルナンド・ルーゴ大統領が知っていなかった訳はないと語った。同じく、ディオヘネス・マルティネス元外相(赤党元参議員)も現政権の何らかの保護を約されたがこそ国際逮捕令状が出ているに拘わらずモンタナロは今回の帰国に踏み切ったのであり、ルーゴ大統領が此の事を知っていなかった筈はないと云う意見である。

 最近の、(未だ大事に至らず幸いだったが)、先ず司法府(最高裁判所)に於ける仕掛爆弾に始まりIPS・社会保障局、国警鑑識局及び市内ミニ中心街の店舗や給油所の複数未遂時限爆弾事件の騒ぎは、モンタナロ帰国問題と相俟って、例のルーゴの隠し子スキャンダルを世論の目玉から逸らす為の一連の政策的“モンタージュ”に他ならないと言う専らの評判で、或いは案外此の説が本当なのかも知れない。

 処が、モンタナロの人権迫害の責任に対する多くの被害者の怨恨は根強いものがあり、ルーゴ大統領は此れ等の人々の心情を利用し、迫害被害者の闇埋葬地の所在を明らかにする様にモンタナロに呼び掛ける記者会見等を行ったりして遺族の共感を呼んでいる。随分ルーゴも“政治家”になったものだが、元司教大統領の複数に及ぶ女性問題が明るみ出て、世界の良い物笑いとなり此れ迄に無くパラグアイの名が一躍有名になったと云うのでは、善良な国民は全く遣り切れない気持ちなのである。





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tag : 2009年5月15日号

2009-05-15

連合会の仲立ちでパラグアイの子供達に車イス80台を贈呈





     車イス80台贈呈

 4月29日(水)、ブルビシャ・ロガでファーストレディ メルセデス・ルゴ・デ・マイダナからパラグアイの子供達に向けての車イス80台の贈呈式が行われた。
 
 当車イスは日本の東京昭島中央ロータリークラブが協力しているNPO法人「海外に子ども用車イスを送る会」から日本人会連合会に贈られてきた。 

 このきっかけはNPO法人の活動を知った田岡功駐日パラグアイ特命全権大使が、日本人会連合会の仲介でファーストレディを通しパラグアイの子供に贈れば、日系社会のパラグアイへの貢献の一つにもなると勧められたもので、連合会が申請手続きなどを行った。

 贈呈式にはファーストレディと車イスを受けた子供達とその家族、小暮康高在パ日本国大使館文化担当官、小田俊春連合会会長の他ピラポ日本人会、セントロ日系、アスンシオン日本人会、アマンバイ日本人会、日系医師会の代表者が出席した。式では小田会長、ファーストレディの挨拶の後、子供達に車イスが贈られ、最後に家族を代表した母親から感謝の言葉が述べられた。

 ファーストレディの秘書室によれば、到着した80台のうちすでに40台近くは子供達に贈られている。それを受取った家族からは、「成長とともに子供の体重が重くなり、抱いて出かけるのが大変だった。車イスがあると出かけるのが楽になり、本当に助かります」と感謝されているとの報告があった。





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